音は耳ではなく「脳」で聞いている!難聴の脳と正常の脳の違い

耳は単なる音の信号を脳に伝えているだけの伝達器官でしかなく、実際にはその信号を脳でキャッチして分析して初めて音として認識しています。
外耳から中耳を経て脳に至る、その一連の経路を聴覚としてとらえられているのです。
ですから難聴にも2つに分類できます。
伝音難聴・・・外耳・中耳に原因があって起こる
感音難聴・・・内耳~聴神経~脳に原因があって起こる
これらを分けて考えなければなりません。
ただ、最終的には音は脳で聞いているモノであることは忘れないでください。

難聴になると脳に送られてくる音の信号が少なくなっている状態です。
つまり脳に送られてくる電気信号が減少している地うことです。
正常な脳の状態であれば、常に大量の電気信号が耳から送られてきており、脳はその処理を瞬時に行っています。
正常な脳はこの大量の電気信号によって常に活性化しているのです。
しかし、難聴の脳ではこの電気信号も少なく刺激のい少ない状態に慣れきってしまいます。
特に加齢性難聴の場合は、この現象が時間をかけて徐々に進んでいくため自分ではなかなか気づきません。
なんとなくテレビの音がうるさいと家族から文句を言われる
呼んでも返事をしないと
家族から言われる
聞き間違いが多い
などで気づくことが多いのです。
難聴の脳はもうその少ない耳からの電気信号に慣れきっているので、補聴器なので補正すると「うるいさい」「余計な音」と拒絶反応を起こしがちです。
しかし、これは脳を鍛えるという意味で、乗り越えなくてはいけない壁なのです。
補聴器などで耳からの電気信号の多さに脳がついていかず、最初は違和感を覚えます、
しかし、一週間から1ヶ月もいすれば、脳も鍛えられ耳から送られてくる電気信号の処理を瞬時に行う正常な脳に戻ります。
ですので、補聴器の使用は朝起きてから布団に入るまでつけたままにしなければなりません。
テレビを観る時
電話の時
人と話す時
そんなときだけ補聴器を付ける使い方では脳波鍛えられないのです。
そうするといつまでも補聴器が使うのが嫌になったままになるのです。
テレビ 音量 上げ させない

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